「うぅ……」
俺は肉棒が温かなものに包まれたのを感じる。しかしその中はキツく、痛みまで覚えた。しかし、痛いのは俺だけではなかった。
「…そりゃあ急に入れたら痛いだろ」
来田西が涙目になっていた。自分から入れたくせに。何も準備せずに挿入したせいでかなり痛みを感じてしまったようだ。
「ほら、早く抜くぞ」
「は、早く動けってことですか?」
「そっちの抜くじゃない」
どういう思考回路をしているんだこの委員長は。頭がピンクすぎる。
「…すみません。痛くて動けそうにないです……」
どうしたもんか、来田西が馬乗りになっているせいで俺から抜こうとすることもできない。しかも抜こうとする度に来田西が力を込めるせいで中がキツく締まる。
「わかった、抜こうとしないでいいから、一旦力を抜いてくれ」
「む、難しいこと言わないでください、東くんが小さくしてくださいよ」
「無茶言うな」
入っている状態から小さくすることなんてそうそうできない。それこそ賢者でしかできないだろう。俺は片手で来田西の背中を持って支えると、もう片方の手で自分の上体を起こす。
「急に近づかないでください!」
「この状態で近づくもなにもないだろ…」
俺が上体を起こすと、床に座っている俺の腰の上に、来田西が座っている状態になる。この状態なら、来田西の体を持ち上げることができそうだ。俺は、来田西の腰に手を回そうとする。
すると、何を勘違いしたのか、来田西も俺の腰に手を回して、ハグの形になってしまう。ち、違う。持ち上げようとしたのに、ハグしてどうするのか。
「おい、そうじゃない」
「……え?」
ただ、少し中の締め付けがゆるくなった。ハグによって緊張が少し解けたのだろうか。
「まあいい、ほら、抜くぞ」
「は、はい」
余裕ができたようで、来田西が腰を浮かして、ようやく抜くことができた。来田西の陰部から粘度の高い液が糸を引いているのが見える。それに少し赤い。どうやら血が混じっているようだった。
無理をして入れたから血が出てしまったのだろう。俺は立ち上がるために来田西を支えていた手を床に着けた。
「ぬ、抜けました……」
「ああ、抜けたな」
そして、来田西がまた腰を下ろして、挿入した。
「――は?」
思わず声が出てしまう。なんでまた挿れたんだ?
「ふぅ…大丈夫です…慣れてきたので……」
そういうことではない。なぜ挿れたのかを聞いているのであって、具合を聞いているのではない。確かに頭の具合はだいぶ心配だが。
今度は慎重に腰を下ろし、ゆっくり挿入していく。来田西の中が十分に濡れているおかげで、ぬるりと入っていき、ゆっくりとこすれてぬるい快感を感じる。
「うぅ…最後まで…入りましたね……」
「なんでもう一回挿れるんだ…」
「そりゃあ、勉強ですから…動きますね……」
来田西が腰の上げ下げを始める。ゆっくりと腰を上げて、抜けそうになると、腰を下ろす。
「おぉっ、おっきい…」
来田西が腰を動かす度に、水音が鳴る。たまにきゅうっと中が締まり鋭い快感が走る。
「ふぅ…ふぅ……」
来田西の吐息の感覚が早くなる。来田西もしっかりと感じているようだった。どんどんと中の締まりがきつくなっていく。そして、それまでゆっくりとした動きだったのが、急に速い動きで腰を下ろした。
「――あぁ!」
肉棒が奥まで入り、今までよりも強く中が締まる。その後、痙攣のように中が震え、来田西の腰も震えていた。どうやら絶頂を迎えたらしかった。来田西は力が抜けたのか、こちらに倒れ込んでくる。
急に挿れて急にイって、自分勝手なやつである。
私は絶頂を迎えて、思わず東くんに倒れ込んでしまう。
乱れてしまった呼吸を整えようと、ゆっくり息を吸う。東くんの匂いがして、思わずまた興奮してしまい、中が締まる。締まることで、まだ中にはいっている肉棒が刺激し、また軽くイッてしまった。
東くんとシてしまった。ちょっと強引になってしまったけど、まさか初体験を東くんとすることができるなんて……。まるで夢のようだ。夢なのかもしれない。
私が感慨に浸っていると、急にコロンと転がった。東くんが体を転がしたことで態勢が逆になって、私が仰向けに倒れている状態になり、そこに東くんが覆いかぶさっている状態になった。
「ど、どうしたんですか…?」
東くんは何も答えぬまま、私の足を抱えて私の上体の方に倒す。私の秘部や結合部があらわになってしまい、恥ずかしくて私は手で隠そうとする。
「何をするんですか――ヒャっ!」
東くんが腰を動かして、私を突いた。
「――おォっ!?」
急に奥が突かれて鋭い快感が脳を走り、横隔膜が勝手に伸縮し、自分でもびっくりするぐらいの汚い声が漏れてしまう。突かれた後も快感が残り、腰がピクピクと震える。
「なぁ…なにをするんですか……!」
抗議の声を上げようとするも、東くんは止まることはなかった。